・子宮内に造影剤を入れ、子宮の形態と卵管のつまりや形状、骨盤内癒着を観察する検査です。
・両側の卵管を造影剤で押し流すことにより、卵管の通りや働きがよくなります。
・卵管造影をするだけで妊娠が成立することも多いです。
※下記検査についての動画でございます。
ご確認くださいませ。
https://www.youtube.com/watch?v=RzAysmLcs7Y
ご予約
・検査を受ける時期は、原則として月経終了頃から排卵予測の診察日の前までとなります。
・検査の時期は、事前に医師より指示があります。
スケジュールの調整が出来ない場合は次周期で予約を取るようにしてください。
・月経開始1~2日目に予約をいれてください。
・検査日(予約時間)
月・火・水・金曜日;11:00~12:00 / 17:00~17:15
土曜日;11:00~12:00 / 15:00~15:30
※初診の方、または、事前の卵管造影検査の説明をまだ受けていない方、
最後の診察から6ヶ月以上空いている方は、子宮卵管造影検査はお受けいただけません。
検査の流れ
・子宮口から細いスタイレットカテーテルを挿入し、モニターで医師が確認しながら造影剤(油性または水溶性)を注入し、子宮の形状・卵管の通過性などをチェックします。
・1回目の撮影時はモニターで子宮の形状・左右の卵管の通過性を確認後、X線撮影を行います。
検査の際、手は胸のところにおいてください。検査は5分程度です。
・2回目の撮影は注入した造影剤が腹腔内で拡散しているかを確認します。X線撮影のみですので、
検査時間は1~2分です。
・検査結果は2回目のX線撮影後に撮影した画像を診察室で確認しながらご説明いたします。
・感染予防のため、抗生剤(セフェム系)を処方します。
アレルギーや他に内服している薬がある場合は、医師にお伝えください。
検査前の注意事項
・当該検査について、検査の性質上、血液検査の結果にて判断が必要となります。
・事前に、クラミジア抗体検査(IgG、IgA)と甲状腺(FT3、FT4、TSH)の検査と、検査についての説明が必要になります。
※採血日より半年以上経過している場合は、再度採血が必要になります。
・上記の検査と説明をお受け頂いていないようでしたら、再診でのご予約をお願い致します。
※半年以内に他院で検査歴がある方は、必ず結果をご持参ください。
・クラミジア感染チェックで陽性の場合は延期となり、抗生剤で治療してからの検査となります。
・2か月以内に胃や腸のバリウム検査などを受けられている場合は、検査を受けることができません。
また、この検査後に胃や腸のバリウム検査などを受ける際は検査機関にご相談ください。
検査当日の注意事項
・当日の体調不良、発熱、甲状腺疾患、造影剤(ヨード)にアレルギーがある方は検査できません。
・念のため検査直前のお食事は1~2時間前までにお済ませください。飲み物は構いません。
・検査当日はナプキンをご持参し、スカートでご来院ください。
※ズボンで来院された場合、ディスポの簡易スカートを使用して頂きますが、スカートの貸し出しが必要な場合は、別途¥220(税込)頂戴いたします。
・金属が付いたもの(チェック、ボタン、ベルト、ショーツの飾り)は身につけないようにしてください。
お腹まわりのピアスなど金属も身につけないようにしてください。
・検査は保険診療ですが、別途カテーテル代¥3,300(税込)は自費となります。
・検査後に、多少の出血がある場合がございますが大きな心配はございません。
・当日、検査結果を説明させて頂きますので、来院から帰宅までは
おおよそ1時間~1時間30分となります。
・検査後、感染予防のため、抗生剤(セフェム系)を処方します。
アレルギーや他に内服している薬がある場合は、医師にお伝えください。
・検査後、38.5℃以上の発熱がみられた場合は、ご連絡ください。

